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バー「ひとり」
13階段
2008年 09月 27日 (土) 20:59 | 編集
13階段 (講談社文庫)13階段 (講談社文庫)
(2004/08)
高野 和明

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期待せずに読んだら、止まらなくて、最後まで一気。

死刑制度という重いテーマで書かれているけれど、
推理小説としてももちろん楽しめる。

死刑執行の描写だけでなく、執行に立ち会った刑務官の苦悩を描いた部分は、
すごい取材を重ねたんだろうと推し量られる内容だった。

そして何よりも、きれい事で終わらなかったラストがあったから、
この作品が好きだったんだと思う。
刑務官のラストのセリフが秀逸。

「天使のナイフ」に続き、これまた江戸川乱歩賞受賞作。
この2冊を読んでから、現実で起きる殺人事件に関連するニュースの見方が
少しだけ変わった。

タイタンの妖女
2008年 09月 27日 (土) 19:58 | 編集
友人RNから借りた一冊。
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)
(2000)
カート・ヴォネガット・ジュニア

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2ヶ月くらいかけて一生懸命読んだ。
奇妙奇天烈だけれど、その裏に隠された意味を
一生懸命考えながら読んだ。

これを一生懸命読まなきゃいけない私って、
平凡なんだなー・・・。

でも、不思議なことに、一生懸命読んだら、
なんか元気が出た。
決して順風満帆の人生じゃないけど、
それはそれでいいんじゃない!?って思えたんだよね。

一生懸命読まなきゃいけない作品もたまにはアリなんだ。

天使のナイフ
2008年 09月 22日 (月) 22:06 | 編集
「久しぶりに面白かった!!!」とSの大絶賛大推薦作品。
天使のナイフ (講談社文庫 や 61-1)天使のナイフ (講談社文庫 や 61-1)
(2008/08/12)
薬丸 岳

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確かに面白かった。夢中で読みました。
ただ、ラストにむかって、いろんな事実が明かされるにつれ、
「もういいよ・・・」と思ったくらい、なんかお腹いっぱいな気分になったけど。

とはいえ、ミステリー小説としてだけでなく、社会派小説としての側面もあり、
選考委員の満場一致で江戸川乱歩賞に選ばれたのも納得な作品だと思った。
しかもこれがデビュー作だとは、世の中にはすごい人がいるもんだ。

少年犯罪被害者にふりかかる現実。真の更正とは、贖罪とはどういうことか。この本を読んでからというもの、現実に毎日起こる犯罪のニュースを目にする度、少しだけ考えるようになった。


約束
2008年 09月 21日 (日) 22:58 | 編集
約束 (角川文庫 い 60-1)約束 (角川文庫 い 60-1)
(2007/06)
石田 衣良

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「泣ける短篇集」というあおりで手に取ったのではなく、
久しぶりに石田衣良の作品を読みたかったから。

涙腺弱い私だけれど、これは泣かなかったな。
どの短篇もいい話だけれど、なんか浅いような気がして。
ただ、全体に「優しさ」がにじんでいて、
寝る前に読むと、優しい気持ちで一日を終えることができるんじゃないかと思う。ちょうど七つの短篇だから一日一篇、優しい一週間をすごしたい人におすすめ。なんて。

個人的には「夕日へ続く道」「ひとり桜」が好み。

赤めだか
2008年 09月 19日 (金) 19:48 | 編集
ガープママのオススメ本。
赤めだか赤めだか
(2008/04/11)
立川 談春

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この本を薦めてくれてありがとう!!!とこの場を借りてお礼を申し上げます。
さすがです、ガープママ。

久しぶりに笑って、泣いて、楽しめた。
ちょっとコーヒーのお供に・・・とスタバに入ったものの、
結局そこで一気に読んでしまった。

読後4日、いまだにホンワカしてます。
読んでよかった。装幀もいいなー。タイトルも。。。

これからは自分で機会を見つけて、自分の目で耳で落語を楽しみたいと
そう固く誓った次第でございます。

最後に、心に残った談志師匠のお言葉を。

「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、
自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。
一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。
(中略)
時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。
そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという
原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。
その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う。」(本文より)

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