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affinity
2006年 06月 03日 (土) 13:12 | 編集
「このジャケットを超えるものはなし。」
Affinity Affinity
Affinity (2002/03/18)
Angel Air

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初めてこのジャケットを見たのは10年くらい前。
池のほとりでうつむき加減に傘をさして腰をおろす女性。
寂しげで物憂げで、1枚の絵画を見ているよう。
よく見ると女性が着ている服がいかにも
'70年代風サイケでいい。
よく見ると女性がさしている傘が番傘チックでいい。

この作品はUKのバンド・Affinityのデビューアルバムにして、
最後のアルバムとなった「Affinity」(1970)。
ジャケットデザインは、'60年代の終わり頃から
'70年代初めにかけて活躍した写真家Marcus Keef
(マーカス・キーフ)。プログレマニアからは絶大な人気を
誇っているアーティストです。
謎の写真家とか言われてて、素性がしれない人
みたいですが。今でも彼のデザインしたジャケットは
高価で、なかなか入手困難です。
悲しいことに、中身の音楽よりジャケットが
有名だったりするんですよね。

確かに、私もてっきりプログレだと思っていましたから。
実際に音を聴いてみると、ジャズに近い
ブリティッシュ・ロックとでもいいましょうか、
ブリティッシュ・ロックっぽいジャズ
とでもいいましょうか、
デジタルな音に疲れを感じた時なんかに
聴きたくなるアルバムです。
Linda Hoyleのハスキーな声もさることながら、
ハモンド・オルガンの音がとにかく魅力。
特にBob Dylanの「All Along the Watchtower
(見張り塔からずっと)」のカヴァーがいい。
10分を超える大作?で、ハモンドの嵐です。
私が聴いたのはLPですが、未聴のCD版には
The Beatlesの「I Am the Walrus」や
Carole Kingの「Long Voyage」のカヴァーが
入っている模様。

ちなみに、Keefは、さんまの恋のから騒ぎの
オープニング曲であるKate Bushのデビュー作
「嵐が丘(Wuthering Heights)」(1978)の
ビデオ・クリップも手がけたりしました。

やっぱLPジャケットはアートです。
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