音楽に映画に書籍にグルメ。 広くて浅くも、ひとりを楽しむカッコつけバー
バー「ひとり」
心を何にたとえよう
2006年 06月 17日 (土) 12:30 | 編集
1度聴いてからというもの、ずっと忘れられなかった曲。
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌) テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌)
手嶌葵 (2006/06/07)
ヤマハミュージックコミュニケーションズ

この商品の詳細を見る

ワンコインだったので、迷わず買いです。

7月公開予定、スタジオジブリ作品「ゲド戦記」。
この曲はその挿入歌であり、作品予告でも、
公式サイトでも使われています。

☆スタジオジブリ「ゲド戦記」公式サイト
http://www.ghibli.jp/ged/

テレビで作品予告編が始まり、
この曲が流れたとき、思わず他のことをやっていた
手がとまった。
「こ、この声は誰だ!?」

とても優しくて、透明で、どこか寂しげな歌声。
この曲でデビューし、作品ではヒロイン・テルー役の
声優も演じている、
手嶌葵という福岡出身の新人さんです。
心に寄り添うような、優しく染みわたっていくような、
1度聴いたら忘れられない素敵な声で、
自然に涙が出てきます。

そしてもう一つ、この曲が私の心を惹きつけて
止まなかった理由が、その詩の美しさ。

「こころを何にたとえよう・・・」

これは萩原朔太郎の詩ではないか?と思い、
気になってサイトで調べてみた。
やはり、この曲の詩は、「ゲド戦記」の監督であり、
宮崎駿の長男・宮崎吾朗が、
萩原朔太郎の「こころ」に着想を得て作詞したと
書いてある。
朔太郎の詩も素敵だけれど、さすがジブリ!
という感じがする詞に仕上がっていて、
「ゲド戦記」の世界観ととてもマッチしています。

この曲がきっかけで、私の朔太郎熱が再燃。
詩集を本棚からひっぱり出してきて、
ポエムの世界に浸り中。

こころー萩原朔太郎

こころをばなににたとへん
こころはあぢさゐの花
ももいろに咲く日はあれど
うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。

こころはまた夕闇の園生(そのう)のふきあげ
音なき音のあゆむひびきに
こころはひとつによりて悲しめども
かなしめどもあるかひなしや
ああこのこころをばなににたとへん。

こころは二人の旅びと
されど道づれのたえて物言ふことなければ
わがこころはいつもかくさびしきなり。



・・・日本語は本当に美しいですね。


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) バー「ひとり」 all rights reserved.
designed by polepole...
photo by MIZUTAMA

FC2ブログ